作品提供:井上 翔太さん、show_ka_5587さん、杉谷尚己さん、春木 悦代さん、廣岡拓真 (@gran_colina)さん、まちゅばら / Hiroki Matsubaraさん、間宮美波さん、渡辺智弥子さん(順不同)
2022年11月09日 から 2023年01月11日まで開催した
「ぎふの旅フォトコンテスト2022」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品と、
入賞者のコメントをここに発表いたします。
地元でも最後に紅葉を迎える場所。やさしい光のあたる紅葉はそれは美しいです。足を踏み入れた瞬間に感嘆の声が上がります。青紅葉の時期も爽やかで美しいです。この度は優秀賞受賞 本当にありがとうございます。感激しております。
白山白川郷ホワイトロードにある「ブナのこみち」は、樹齢300年を超えるブナの原生林の中を歩くことのできる1周20分ほどの遊歩道です。初夏の季節には新緑の中を、秋には色鮮やかな紅葉の中を歩くことができます。この度は優秀賞に選んでいただきありがとうございました。
美濃和紙あかりアート展で初めて開催されたイベントで撮影しました。あかりアートが普段よりも多く並べられたうだつの町並みは、参加者しか見ることができなかったとても素敵な空間でした。
逆さ紅葉の幻想的な世界です。水面が波立たないように水面の高さを低くして、綺麗に見えるように毎日落ち葉を清掃してくれる関係者の方に感謝致します。ここ数年はコロナで開催出来てませんが今年は久しぶりに幻想的な世界を見に行けたらと願ってます。
関ケ原が持つ、時間と空間のイメージが、どのように現代を生きる人々の中にあるのか、それがこのコンクールの主題だと思うのだが、イメージをつくり上げる訳ではなく、イメージを見つけることが、このコンクールにふさわしい。審査会も、そのイメージを巡って進められる。そして、今回の結果となった。やさしいようで難しいこの主題を、写真家たちがどこまで追えるか。次回も大変楽しみである。
―― 浅井愼平
(写真家)
過去最高の応募数。どれも「関ケ原」への愛を感じるものばかりで嬉しく思いました。過去作品では見られなかった場所での撮影、独創的な構図など新しい「関ケ原」の一面を見られた点も良かったです。「関ケ原古戦場であることが明確で、写真としてのインパクトがあり魅力的だと感じるもの」を審査基準とし順位をつけさせていただきました。知事賞に選ばれた作品は、僕が特に心惹かれた作品です。1年かけて「関ケ原」を歩き、また新たな魅力を見つけてください。次回のコンテストで、また新しい「関ケ原」に出会えることを楽しみにしています。
―― クリス・グレン
(ラジオDJ/関ケ原観光大使)
本コンテストのテーマは「関ケ原古戦場の魅力を伝える写真」であったためか、応募枚数が多いにも関わらず撮影場所は限定されていました。同じ場所で撮影された写真を見比べると、やはり、時間帯や構図を工夫して撮影したものが輝いて見えました。じっくりと風景や被写体と向き合った写真が入賞したように思います。一枚の写真は、撮影者の「日々の見る作業」の集大成のはずです。良い写真は長く眺めていても飽きません。
―― 前田真二郎
(映像作家/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授)
工夫をこらした作品を多数応募していただき、今回も審査は白熱しました。劇的な光の効果をたくみに引き出す作品が高評価を受けたように思います。受賞したみなさま、おめでとうございます。どんな写真が「古戦場らしさ」を表すでしょうか、わたし自身が最も模索するところになりました。ユニークな「古戦場らしさ」を発見するため、これからも関ケ原を写していただけたらと思います。
―― 光田ゆり
(美術評論家)
地元で育ち、子供の頃から馴染みのある滝です。紅葉に包まれた養老公園。飛瀑の雄大さもさることながら、滝水が険しい岩角を打ちながら川下へ流れてゆく美しさをお伝えたい一心で撮影しました。